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【INTERVIEW】 社員インタビュー

#19

野尻 ウルタード 大

Dai Nojiri Hurtado

  • 環境事業本部 エンジニアリングビジネスユニット
    環境プラント計画部 海外グループ

    2013年入社
    大学院 環境科学研究科 環境科学 卒業

  • 【大学時代の研究テーマ】

    土質改良機における振動付加による
    トルク低減に関する研究

入社の決め手

もともと日本と、自分が生まれ育ったベネズエラや南米の国々をつなぐ仕事がしたいと思っていました。そして、ベネズエラの大学と日本の大学院で機械と環境についての勉強をしたものの、それだけでは十分ではないと感じました。同時に日本の企業に就職して経験を積むことがベストだと思ったんです。当社には、高い技術力があり、さらには、社員教育や海外展開に力を入れている点に魅力を感じました。

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現在の仕事

私が所属するグループの業務は主にふたつに分けられます。ひとつは、海外ごみ焼却施設案件に関するプロセス設計。もうひとつは、受注した案件の総括設計、試運転業務、性能試験、運転指導です。私はこれまで中国や東南アジアの案件に携わってきました。その中で特に中国の案件は、人口が多いため焼却施設の規模も日本に比べて5倍ほど大きく、高効率発電のプロセスや焼却制御などを工夫する必要があり、成長につながりました。このように世界を相手にいろいろなチャレンジできて、とても楽しいです。

仕事に対するこだわり

担当する施設のスケールが大きくなるにともない、求められる技術も高くなります。そのため自分自身のレベルアップはもちろんのこと、後輩・部下の指導や他部門との連携強化に力を入れています。

キャリアのターニングポイント

どんなプラントにも「これが故障したらプラント自体が停止する」という機器があり、そうした重要な機器を担当したことがターニングポイントになりました。新人の頃は指示を受けて動くといった感じでしたが、重要な機器を担当してからは自分の役割を理解して、自発的に動くようになりました。このようにポジションの変化によって仕事に取り組むアプローチも変わり、成長スピードがはやくなります。

仕事の醍醐味・やりがい

やはり設計したものが完成した時は嬉しいですね。また、いろいろな人と一緒に働くことで新しい知識を習得できることも、この仕事ならではのおもしろみだと思います。そしてほんの少しかもしれませんが、社会に貢献できることにやりがいを感じています。

日立造船の魅力

エンジニアリング業界では、設計業務と試運転業務の担当を分けるケースが多いのですが、当社では設計担当者でありながら試運転も担当できるチャンスがあります。図面を見るだけでは分からないこともたくさんあるので、こうした環境はエンジニアとしてレベルアップするうえでとても魅力的です。

これからチャレンジしたいこと

プロジェクトにおける設計・技術面のトップである、エンジニアリング・マネージャーを目指しています。エンジニアリング・マネージャーは、電気、配管、計装制御などの設計をコーディネートするため、今はたくさんの経験を積んで幅広い知識を身につけるよう頑張っています。そして将来は、ベネズエラをはじめ南米でのプロジェクトに加わりたいですね。

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アドバイス&エール

仕事をするうえで必要な資質や技能は?

コミュニケーション能力と向上心はマストです。

ビジネスパーソンとして成長するために大切なことは?

失敗を恐れず挑戦すること。仕事を楽しむ姿勢だと思います。

学生の皆さんへ

就職活動は自分自身をより良く知ることのできる素晴らしい機会です。自分が何に興味があるのかを探っていくことで、正しく企業を選択できるようになります。また自分の強み・弱みを正しく認識することで、入社したいと思っている企業の面接で積極的にアピールすることができます。

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