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【INTERVIEW】 社員インタビュー

#5

川越 広規

KOKI KAWAGOE

  • 機械事業本部 舶用機器・脱硝ビジネスユニット
    原動機設計部詳細設計グループ

    2005年入社
    工学部機械工学科 卒業

  • 【大学時代の研究テーマ】

    圧力波を用いたカプセル輸送

入社の決め手

学生の頃から大学で学んだ機械工学の知識を活かせる仕事をしたいと思っていました。そして就職活動中に当社の工場を見学させてもらう機会があり、船舶や舶用ディーゼルエンジンをつくる現場のスケールの大きさに圧倒されました。当社の製品が世界のさまざまなところで活躍していることにも魅力を感じ、「ここで働きたい」と思いました。

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現在の仕事

私は舶用ディーゼルエンジンの詳細設計を担当しています。エンジンを取り巻く環境は日々変化しており、現在は特に排ガス中のNOxを取り除く環境規制対策製品であるSCRに力を入れています。私が勤めている有明工場は、ものづくりを行う現場が歩いていける距離にあり、Face to Faceで接しながら仕事を進めています。時には設計が充分に練れていなくて現場のスタッフさんから怒られることもありますが(笑)、それだけ期待してくれているのだと思っています。

仕事に対するこだわり

日々感じるのは、自ら動く積極性と、責任を持って「やり遂げてやる!」という意思の重要性です。思い通りにいかないこともありますが、まわりの温かいサポートのおかげで困難を乗りきることができています。こうしたサポートをしてくださるのもこちらに熱意があるから。これからも高いモチベーションをもって仕事に取り組まなければと思っています。

キャリアのターニングポイント

入社6年目に開発の仕事に携わったことが、ターニングポイントになりました。自ら計画し、かたちにするために試行錯誤したことをおぼえています。トライ&エラーを繰り返しながらも最後までやりきったことで、単にスキルアップできただけでなく、自信にもつながりました。その時に部門を越えて協力してくださった先輩方との関係は今でも続いており、私の財産となっています。

仕事の醍醐味・やりがい

舶用ディーゼルエンジンは大量生産される製品と異なり受注生産製品なので、エンジン一台一台に強い思い入れがあります。メンテナンスなどで過去に手掛けたエンジンを見に行く(会いに行く)時は、我が子に会うような気持ちになりますね。再会したエンジンが心地よいリズムで躍動している姿を見ると、「こいつに負けないように自分もがんばろう」と思います。大げさではなく、本当に誇りのもてる仕事だと思います。

日立造船の魅力

誰もがチャレンジできる環境が魅力です。それは、素晴しい人がたくさんいることで成り立っているのだと感じます。すでに自分がやりたいことをしている会社に就職するのも良いですが、日立造船で自分のやりたいことをつくるのも良いのではないかと思います。当社はそれができる会社だと思います。

これからチャレンジしたいこと

まずは、エンジン設計のスペシャリストになることが目標です。その後は自分の可能性を信じて、製品にとらわれない“ものづくり”のスペシャリストになりたいですね。

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アドバイス&エール

仕事をするうえで必要な資質や技能は?

コミュニケーション能力と探究心。

ビジネスパーソンとして成長するために大切なことは?

人の意見に耳を傾けられること、相手の立場に立って物事を考えられることだと思います。

学生の皆さんへ

大いに悩み、自分が目指す未来を勝ち取ってください!

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