エネルギー

O&M、発電設備アフターサービス事業

茨城発電所全景

当社は、納入した発電設備を長期にわたり安定的に利用いただくためにO&M事業(運転保守事業)を充実させています。 熟練した技術者による法定検査、技術サポートおよびトラブル発生時の緊急対応に加え、遠隔監視システムを導入し、安定的な設備運営を提供しています。

また、1995年からは電力自由化に伴い、当社の技術力を活用して発電事業(旧IPP事業)に参入、2015年からは再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用した木質バイオマス発電所の運営を開始しました。

主なサービス・製品

O&M・発電事業

茨城工場・茨城発電所では、GE社製産業用中型ガスタービンと蒸気タービンによるコンバインドサイクル発電設備を2基(合計約225.9MW)保有し、発電事業者として小売電気事業者への電力供給を行っています。

また、宮の郷木質バイオマス発電所(循環流動床炉・BTG、約5.7MW)では、地元茨城県などから産出される「未利用材」を主燃料として活用し、地域との共生を図った発電所の運営に取り組んでいます。

川崎発電所(ガスエンジン4基、合計約29.5MW)では、小売電気事業者から発電所の運営を受託しています。

仕様・機能

  • 茨城発電所(自社運営)
    • 1号発電設備:GE社GT LM2500(26,249kW)×1基/1995年(運転開始)~2010年(事業終了・撤去)
    • 2号発電設備:GE社GT F6FA.03(113,580kW)×1基/1999年(運転開始),2014年(主機更新)
    • 3号発電設備:GE社GT F6FA.03(112,300kW)×1基/2005年(運転開始)
    • 4~6号発電設備:バルチラ社DE 18V32(7,300kW)×3基/2001年(運転開始)~2015年(事業終了・撤去)
  • 宮の郷木質バイオマス発電所(自社運営)
    • 循環流動床炉・BTG(5,750kW)×1基/2015年(運転開始)
  • 舞鶴発電所(運営受託)
    • 1~5号発電設備:バルチラ社DE 18V32(7,050kW)×5基/2002年(運転開始)~2016年(事業終了・撤去)
  • 川崎発電所(運営受託)
    • 1~2号発設備:バルチラ社GE 18V34SG(6,000kW)×2基/2003年(運転開始)
    • 3~4号発設備:バルチラ社GE 20V34SG(8,730kW)×2基/2008年(運転開始)

アフターサービス事業

当社納入設備に対して、お客様の運転保守管理をサポートします。又、不具合発生時には技術者による迅速な対応・処置を実施しています。

当社納品以外の設備についても、お客様のご要望やニーズにお応えできるよう取り組んでいます。

特長

  • 定期点検保守の計画・実施、不具合発生時には、豊富な経験と自社保有の予備機・主要予備品を使用し迅速な緊急対応を行っています。
  • 使用燃料(天然ガス、液体燃料、蒸気等)と使用機種(航空機転用型ガスタービン、産業用ガスタービン、各種レシプロエンジンなど)の多彩な採用実績と経験を生かし対応をしています。
  • 設備更新・改善工事においても数多くの実績があります。

遠隔監視サポート

発電設備の安定運転と予防保全、および異常時の迅速な原因究明と対応を目的として、遠隔サポート体制を整えています。

特長

  • 監視拠点は本社に隣接されたHitz先端情報センター「A.I/TEC」と神奈川メンテナンスセンターにあり、A.I/TECでは365日24時間監視のサポート体制を整えています。
  • 運転状況を常時把握することにより、素早い緊急対応が可能です。
  • 各種運転データを解析し、トラブルの未然防止に役立てています。
  • メンテナンス情報のデータベース化を行っており、社内イントラネット上で情報の共有ができるようになっています。

関連技術

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