食品・医薬・滅菌機器・フィルタープレス

電子線滅菌・深紫外線システム

食品・飲料容器の滅菌や、再生医療・医薬品製造分野での滅菌用として電子線照射器(エミッタ)を使ったシステムを提案します。当社のエミッタは低エネルギーで対象物の表面だけを照射するため、母材に殆ど影響を及ぼすことはありせん。対象物の形状により、ITBとOTBの2種類のエミッターを選ぶことができます。また,電子線エミッタはコンパクトな設計となっており、高エネルギーの電子線照射器のように装置が大きくなりません。さらに,放射線取扱主任者第一種の資格は不要です。設置も簡単でお求めやすい価格となっています。
今後は,医薬分野での用途拡大を進め、プラスティックフィルム表面改質などアプリケーションを広げていきます。

京都大学iPS細胞研究財団との共同研究

当社は、公益財団法人京都大学 iPS 細胞研究財団とともに京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)内に設置された、再生医療用iPS細胞の製造・品質試験等を行うための施設である細胞調製施設(FiT:Facility for iPS Cell Therapy)において、「細胞調製施設用電子線滅菌装置の有用性に関する研究」を 2019 年8月1日より共同で開始しています。
また、iPS細胞技術を使った再生医療の普及を目指している「P.S. i LOVE YOU(ピー エス アイ ラブ ユー)PROJECT」に賛同しています。

主なサービス・製品

電子線タブ滅菌機

特長

OTBエミッタ2台を使い電子線で医薬品の包装容器(タブ)の外表面を滅菌するための装置です。滅菌性能は(SAL)10-6以上で人手作業を最小限に抑えた装置設計となっており既設のバイアル、シリンジ充填ラインへの接続や充填機を含む新規の全体システムの提案が可能です。当社築港工場(大阪市大正区)内に実機相当の電子線タブ滅菌機を設置し性能確認のための試験照射やサンプル提供等を行っています。

電子線滅菌パスボックス

特長

アイソレータや安全キャビネットに資材を搬入する際,従来はアルコールによる資材外面の清拭や過酸化水素ガスによる殺菌が行われていました。
しかし、アルコールによる清拭では無菌保証ができず,過酸化水素ガスでは時間がかかるうえに残留の心配があり医薬、再生医療の分野では課題となっていました。当社は低エネルギーの電子線エミッタを用い,各種資材の外装滅菌を
5分程度で実現する電子線滅菌パスボックスを製造、販売しております。

室内浮遊ウイルス対策 深紫外線LEDによる空間除菌機「ACSTERIA」(アクステリア)

深紫外線LEDによる空間除菌機
「ACSTERIA」(アクステリア)

ACSTERIA(アクステリア)は深紫外線LEDにより空気中に浮遊するウイルスを99.9%除菌できる業務用の空間除菌機です。

概要

昨今、多くの人が集まる空間では感染対策が欠かせない中、病院、公共施設、保育所・幼稚園、学校、緊急避難場所などを対象に開発した業務用の空間除菌機です。
本機は空気をファンで吸込み、深紫外線LEDを直接照射することで、空気中の微生物やウイルスを除菌します。


特長

  1. 1性能

    最大風量 28m3/minで、床面積230~250m2の空間を深紫外線LEDのみで除菌

  2. 2使い易さ

    長寿命LEDを採用し、約2年間の24時間連続稼働が可能

  3. 3安全性

    オゾンガスなどの有毒ガスは不発生

関連技術

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