大阪府大手前庁舎に再生可能エネルギー100%の電力を供給開始

2021年02月08日

 日立造船株式会社は、2021年4月より大阪府大手前庁舎において再生可能エネルギー100%電力の供給を開始します。
 大阪府は、2050年までに府域における二酸化炭素排出量実質ゼロをめざし、地域のモデルとなるよう率先して排出削減に取り組んでいます。再生可能エネルギー電力への切り替えは大阪府として今回が初めての事例であり、この取組みにより年間約2,600トンの二酸化炭素排出量の削減を見込んでいます。

【当社の電力小売り事業について】

 当社グループは、アジアや欧州を中心に約1,000件のごみ焼却・発電プラントの建設を手掛けており、世界トップクラスの実績を有しています。また2015年より再生可能エネルギーを使用した電力小売り事業に参入し、これまでに東京都庁や国立市役所などに再生可能エネルギー電力を供給してきました。
 当社の特長は豊富で安定した再生可能エネルギーを供給できる点であり、再生可能エネルギーを含むごみ焼却発電から約75%を調達することにより排出係数の低減を図っています
 当社は今後も再生可能エネルギーの普及を通じて、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献していきます。

  • 2019年度実績 基礎排出係数0.137kg-CO2/kWh、調整後排出係数0.195kg-CO2/kWh
本件の概要
電力供給施設 本庁舎(本館、別館及び大阪府公館)、
本庁舎分館6号館外3施設(旧府営印刷所、職員会館分館、旧議会会館)
電力供給量(予定) 約506万kWh(全施設合計)
温室効果ガス削減量 約2,600t-CO2
供給期間 2021年4月~2022年3月(旧議会会館のみ2022年4月1日まで)
受注金額 本庁舎 62,001,605円(税抜き)
本庁舎分館6号館外3施設 3,515,792円(税抜き)

(終)