ラオスの小学校での環境啓発活動

2018年03月31日

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 当社では、新興国でのビジネスモデルの創出を目的として、有志による環境啓発活動に取り組んでいます。

 ラオスでは、2015年度から3年間にわたり、当社従業員が、京都市、公益財団法人地球環境センターと共働で環境啓発活動に取り組みました。ビエンチャン市の廃棄物に関する課題解決には、衛生的な環境の価値や適正なごみ処理の重要性を、まずはラオスの 人々に気づいてもらうことが必要であると考え、ビエンチャン市内の小学校4校を対象とした環境啓発授業を展開しました。
 具体的には、埋め立てによる環境汚染の危険性や資源のリサイクルなどについて、バナナの皮をキャラクターにした絵本を作成して模擬授業を行いました。このような取り組みが高く評価され、地元の行政や学校と協力して絵本の改訂版や教員用の指導書を制作し、地元教員による授業も行われました。
 絵本は、現在も4校の授業で活用されており、今後は市内の小学校100校に配布されることになっています。当社では、こうした取り組みを通じて、現地の課題や実態に関する情報収集を行い、現地で持続可能な社会の実現に向けた事業機会の創出を図り、企業価値の向上を目指していきます。また、長期的にはこうした環境啓発活動を他の新興国へも普及させていきたいと考えています。


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