合流改善

下水処理システムの写真 空と大地を循環する水。その中核を担う川と海から私たちは限りない恩恵を受けています。すべての生命の源である水、量と質を問わず使った水を使う前の状態に戻す作業にいささかの妥協も許されない。これが当社の信念です。
長年にわたる経験と実績をもとに、先端技術でかけがえのない美しい水環境を守るとともに、省エネや資源化技術の開発・ご提供を通じて、下水道の環境負荷の低減、循環型社会の構築に取り組みます。
大規模から中小規模の下水処理施設、農業・漁業集落排水処理施設まで、処理規模や将来計画、地域特性に合わせ最適なプランをご提案します。

合流式下水道改善処理システム(簡易型繊維ろ過システム)

下水の高度処理等で培った高速繊維ろ過技術を生かし、合流式下水の改善を行います。

合流式下水道における簡易処理の高度化や未処理下水の簡易処理として、終末処理場やポンプ場などに設置できる処理システムです。
既設の雨水滞水池や最初沈殿池を利用することも可能です。
汚濁負荷削減対策として同じ機能を有する雨水帯水池に比べ3分の1の面積、半分以下の建設費で施工することができます。
本システムは、財団法人 下水道新技術推進機構と共同研究を実施し、新技術研究成果証明書を取得しております。

処理フロー

槽を前段の前処理部と後段のろ過部に分割し、前処理部は主に浮遊性および沈降性の夾雑物の除去を行い、ろ過部は浮上性ろ材を利用した上向流ろ過方式によってSSおよびBODを除去することで、合流式下水道における簡易処理の高度化、未処理下水の簡易処理を行う。

合流式下水道改善処理システム(簡易型繊維ろ過システム)の処理フローの写真

特長

  • 1オイルボール等の夾雑物、BOD、SSを効率的に除去することが可能

    夾雑物除去率99%以上、SS・BOD除去率60%以上の除去が可能です。

  • 2洗浄設備等のろ過施設の構成がシンプル

    基本的に降雨中の洗浄は行わないため、機器構成を簡素化できます。

  • 3既設の最初沈殿池等の浅い土木躯体でも設置可能

    最大上昇水位は500mm以下(ろ過損失水頭5kPa以下)と非常に小さくなっています。

  • 4無洗浄にて5時間以上の継続運転が可能

    空隙率が高く圧力損失が非常に小さい繊維ろ材を使用しています。

  • 5より長時間の降雨にも対応可能

    ・ろ過継続時間は、原水濃度とろ過速度により決まります。
    流入水量・水質等からシミュレーションを行い、処理場の特性に合わせてろ過速度を設定することにより、より長時間の降雨に対しても安定した処理が行えます。

    ・ろ過継続時間が長時間となり損失水頭が5kPaに達した場合でも継続して通水できますが、空気により短時間でろ材の洗浄を行い、ろ材の圧力損失を低下させて性能を回復させる運転もできます。

  • 6ドライ化(自然乾燥)により、腐敗臭等の臭気の発生を抑制

    降雨終了後は、空気攪拌しながら槽内滞水で洗浄し、排水後ドライ化を行います。

浮上ろ材

浮上ろ材の写真
浮上ろ材
形状 円柱状
材質 オレフィン系繊維
ろ材径 8mm
ろ材長 8mm

処理性能

合流式下水道改善処理システム(簡易型繊維ろ過システム)の処理能力の例の図

用途

  • 1合流改善
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