佐賀県東部のごみ処理焼却発電プラント整備・運営事業を受注

2020年08月27日

 日立造船株式会社を代表とする企業グループは、このほど、佐賀県東部環境施設組合(構成市町:鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町)より次期ごみ処理施設整備・運営事業を受注しました。

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新施設の完成イメージ(外観)

 本事業は、安全で安定したごみの適正処理を行うとともに、循環型社会を構築するためのエネルギー回収を目的として、DBO(Design・Build・Operate:設計・建設・運営)方式で計画されたものです。長期的に安定した稼働が可能な点、二酸化炭素排出量が少ない点、年間売電量が多い点など、当グループの提案が高く評価され、この度受注に至りました。
当グループは新施設のEPC(Engineering・Procurement・Construction:設計・調達・建設)を行い、建設後は本事業のために設立する特別目的会社で、30年間の運営業務を行うとともに、焼却時に発生する残渣(灰)の資源化も担い、循環型社会の実現をめざします。

 当社はごみ焼却発電プラントの普及を通じ、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成やグローバルな環境問題解決に積極的に取り組んでいきます。

■本事業の概要
1.発注者   : 佐賀県東部環境施設組合(管理者:鳥栖市長 橋本 康志、構成市町:鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町)
2.事業名称 : 次期ごみ処理施設整備・運営事業
3.事業方式 : DBO(Design:設計、Build:建設、Operate:運営)方式
4.事業期間 : 設計・建設   2020年8月~2024年3月まで
         運営・維持管理 2024年4月~2054年3月(30年間)
5.施設規模 : ストーカ式焼却炉172t/日(=86t/日×2炉)、発電設備付、計画処理量(2024年度):41,864t/年
6.建設予定地: 佐賀県鳥栖市真木町字今川
7.受注金額 : 324億円(税抜き)
8.代表企業 : 日立造船株式会社 九州支社
9.構成企業 : 構成員:ニチゾウ九州サービス株式会社
         協力企業:東洋建設株式会社九州支店
              株式会社大島組
              株式会社大島産業
              有限会社鳥栖環境開発綜合センター
              藤澤環境開発株式会社
              河津産業有限会社
              三菱マテリアル株式会社九州工場
              太平洋セメント株式会社九州支店
              北九州アッシュリサイクルシステムズ株式会社
              三池製錬株式会社
              宇部興産株式会社