2023年10月03日

日立造船株式会社
人事部
労災補償グループ

当社では、元職員の方を対象に石綿健康障害相談窓口を設置しています。

この石綿による疾病は極めて長い期間を経て発症するのが特徴とされており、また退職後に発見されているケースが大半であることから、当社では、過去に石綿健診を受けておられた方、また石綿素材製品を取り扱う業務に従事されていた方々について、「石綿健康診断」を実施させていただいています。

石綿健康診断は、下記相談窓口へ申し出ていただければ在籍等の確認をさせていただき、最寄りの胸部疾患専門の医療機関での健診をお願いすることになります。石綿健診は問診のほかX線直接投影による検診（費用は当社負担）を行います。医師の所見があれば更に労災病院や国立病院等の公的医療機関でのCT等の健診（医師の判断による場合は当社負担）を行わせていただきます。

なお、この診断で所見と要件が満たされれば労働局へ申請することにより「健康管理手帳」が取得でき、以後年2回「石綿健康診断」を受けることができるようになります。また、石綿による疾病と判断され労災の要件が満たされれば、労働基準監督署により「労災認定」を受け、労災保険給付または特別遺族給付金の受けることができますので、ご案内申し上げます。

また、当社では、在籍中の業務により死亡した場合および当社在籍中の業務により疾病にかかり治ったとき身体に障害が存する場合の取扱いについて、社内規程を設けています。
社内規程における業務上・業務外の認定および障害等級の認定は、原則として労働基準監督署の認定によるものとしていますので、こちらの内容についても下記窓口へお問合せください。

お問合せ先は以下のとおりです。