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2010年11月09日

原子力関連機器の新型緩衝体開発について

 Hitz(日立造船株式会社)は、このほど、硬質ポリウレタンフォーム(Rigid polyurethane foam、以下、R-PUF)を緩衝材として用いた使用済燃料輸送キャスクの新型緩衝体を開発しました。

 輸送キャスクの緩衝体材料は、従来、バルサ材等の特定の木材種が使用されてきましたが、資源保護の観点から、当社では木材以外で資源的な問題のない材料を緩衝材に使用する研究を進めた結果、R-PUF材を緩衝材として採用する新型緩衝体を開発したものです。

 当社は、新型緩衝体を開発するに当り当社技術研究所(大阪市大正区船町)において、1/3スケールモデルを用いた落下試験および実寸法の緩衝体の部分モデルを用いた耐火試験を行い、R-PUF材が木材と同等以上の衝撃吸収性能および耐火性と断熱性を有していることを確認しました。

 当社は、昭和53年に国産初のキャスクである「HZ‐75T」を開発して以降、数多くのキャスクを設計・製造し、同様に使用済燃料の輸送・貯蔵容器として用いられるキャニスタとの合計で国内外に600基以上の受注実績をもっております。

 当社は、今年8月に当社有明工場内(熊本県玉名郡長洲町)にキャスク・キャニスタの製造専用工場の拡張工事を完了させ増産体制を整えましたが、今後、新型緩衝体を使用した輸送用キャスクについても積極的に営業展開を図っていく所存です。

 なお、今回開発した新型緩衝体の概要は以下のとおりです。

機  種

使用済燃料輸送キャスク

新緩衝材

硬質ポリウレタン(Rigid polyurethane foam

試験場所

当社技術研究所(大阪市大正区船町2丁目2番11号)

製造工場

当社有明工場(熊本県玉名郡長洲町大字有明1)

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