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2010年08月19日

新型放電破砕装置の開発について

 Hitz(日立造船株式会社)は、平成7年より放電破砕工法の事業展開を行ってきましたが、このほど、放電破砕工法の新型装置を開発し、従来比2倍に破砕効率を向上させ、従来比1/3の小型軽量化を実現しました。
 また、当社は、放電破砕工法の技術供与、放電破砕装置の貸与を含め、放電破砕工法を全国規模で実施する「放電破砕施工パートナー網」を構築していきます。

 放電破砕工法とは、電気の力を活用して岩盤やコンクリート等を破砕する非発破工法です。破砕対象物に穿孔し、金属チップと自己反応性液を満たした放電カートリッジを充填後、充電された電気エネルギーを放電カートリッジに供給することで、瞬時に対象物を破砕するものです。
 今回の、新型装置および新型カートリッジ「エコリッジ」の開発(素材、形状の最適化)により、放電破砕工法の当初からの特長である、①安全で効率的な制御破砕、②対環境性(低騒音・低振動)、③高所や狭隘な作業環境への対応、を更に進化させることができました。

 新型放電破砕装置の特長は以下のとおりです。
 1.「エコリッジ」の開発により、放電電圧の低電圧化に成功し、破砕効率が大幅に向上しました。
   (当社従来比2倍)
 2.「エコリッジ」に合わせ装置を全面的に再設計したことで、安全性・機能性の向上と、装置の小型軽量化
   に成功。現場での操作性と機動性を大幅に向上させました。(当社従来比1/3の軽量化)
 3.極小部分の破砕から大規模な破砕までに対応できる、SS(2cc)、S(5cc)、M(12cc)、L(25cc)の
   「エコリッジ」のラインナップにより、対象物や破砕形状に応じた制御破砕を容易にしました。

 当社は、放電破砕工法により、岩盤およびコンクリート構造物の破砕など、数多くの実績を積み重ねてきました。今後、ダムや橋梁など大型構造物から水道管等のライフラインまで、老朽化した公共構造物の補修・保全工事等の需要拡大が予想されています。また、市街地など周辺住民への騒音・振動など環境面の制約も増えていることから、安全で環境負荷の小さいエコ工法へのニーズも高まっています。さらに、防災や災害時復旧などでの活用も期待されています。
 当社は、これらの需要に積極的に取組んでいくとともに、今後ともより良い製品の開発・拡販に努めていく所存です。

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