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2010年04月20日

移動式スラリーアイス製氷システムの実証機納入について

20100420slurry.jpg Hitz(日立造船株式会社)は、このほど、株式会社北海道ニーズ(北海道目梨郡羅臼町、津山 雅樹社長、以下、北海道ニーズ社)に移動式スラリー製氷システムを納入しました。

 本機は、北海道ニーズ社が、全国中小企業団体中央会が実施する「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金(試作開発等支援事業)」を受けて開発する「雪氷および角氷による移動式シャーベット氷製造システム」の実証機であり、当社は独自のノウハウに関わる製氷システムの一部を担当しました。

 当社は、平成15年にカナダの製氷機メーカーであるサンウェル社(Sunwell Technologies Inc., 所在地:トロント)と業務提携し、次世代型製氷システム事業に進出しておりますが、国内の水産加工施設や自治体を中心に16基の受注実績があり、その実績と技術力が評価され、重要機器の製作を含む技術サポートを請け負ったものです。

 近年、水産業界や流通業界において魚等の水産物のブランド化が進んでおり、鮮度品質向上に寄与するスラリーアイス(雪氷およびシャーベット氷)への需要が高まっています。ところが、氷の需要が時期的局地的に集中する傾向が強く漁獲および出荷の最盛期には氷が不足する場合もあるため、機動的な氷の供給を可能とする移動式ユニットを用いた新しい氷供給ビジネスモデルの普及が期待されています。当社は、今後とも、スラリーアイスの特性を活かし、水産物の鮮度・状態保持により付加価値を高めるとともに、食の安全に貢献していく所存です。

 本設備の特徴は以下のとおりです。
 1.製氷機ユニットを40フィートコンテナサイズにパッケージ化することにより、一般道を使って容易に
   移動できる機動性を有します。
 2.可倒式貯氷タンクを採用しており、水と電気の供給さえ受ければどんな場所でも製氷デモンストレ
   ーション運転が可能です。また、塩添加運転を行えば、臨海部以外でも水道水のみによる製氷運
   転をすることが出来ます。
 3.外部の大型貯氷タンクと連結することによって、およそ20トン/日の製氷が可能な実用機レベル
   の能力を備えます。

 なお、本件の概要は以下の通りです。

株式会社北海道ニーズ

納入場所

同社製氷・貯氷施設内(北海道根室市花咲港)

納  期

平成22年3月末

移動式スラリーアイス製氷システム

能  力

移動式常用能力・約8t/日

  (25%スラリーアイスにて)
定置運転能力・約40t/日

  (25%スラリーアイスにて。現地に設置した貯氷タンク等に

    接続して使用)

設備概要

製氷機制御システム×一式、可倒式製氷タンク×1、アイスハーベスタ×1、
冷却塔×2、冷却水ポンプ×2、濃縮塩水タンク×1、濃縮塩水注入ポンプ×

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