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2004年12月02日

新形式急速施工立体交差工法「Hi-FLASH工法」における 基礎杭工法「(仮称)NEW高耐力マイクロパイル工法」の性能を確認

 独立行政法人 土木研究所(住所:茨城県つくば市、理事長:坂本忠彦、以下土木研究所)、株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:原田敬三、以下フジタ)、Hitz 日立造船株式会社(本社:大阪市住之江区、社長:重藤毅直、以下Hitz日立造船)の3者は、共同で新形式急速施工立体交差工法「Hi-FLASH工法」の要素技術の一つである基礎杭工法「(仮称)NEW高耐力マイクロパイル工法(以下NEW-HMP)」の支持力確認を目的とした実物大の引抜き載荷試験を行い、その性能を確認しました。

 近年、都市内の主要交差点では、各地において慢性的に交通渋滞が発生しており、流通の停滞による経済損失、騒音や大気汚染などの環境悪化など、多くの問題を抱えています。そこで、この問題を解決すべく、土木研究所、フジタ、Hitz日立造船の3者は、2003年2月から官民共同研究により交差点立体化における大幅な現地工期短縮を目的とした急速施工法の開発を進めてきました。(開発期間:2005年3月まで)
 共同研究では高架部と擁壁部を含めた立体交差区間に対して、①工期を従来の1/5、②工費を従来比10%削減することを目標に掲げ、開発を進めています。
 渋滞が問題となっている交差点の多くは地盤が軟弱な大都市圏に位置しており、渋滞緩和を目的として交差点を立体交差化する場合に、杭を橋脚、橋台の基礎に用いた高架橋の採用が一般的となっています。急速施工と二次渋滞緩和を目的とした基礎杭の一つとして、高耐力マイクロパイル工法(以下、HMP)があります。本共同研究では、特に橋台の基礎杭として従来のHMPと比較して、より効果的・合理的なNEW-HMPの研究開発を行っています。

 NEW-HMPの特徴は次のとおりです。
①施工機械が小さく狭隘な場所での施工が可能で、施工中における二次渋滞の緩和が期待される(HMPと同様)
②従来のHMPと比べて杭径が大きく、また、軟弱層においても周面摩擦力が期待できるなど(HMPでは軟弱層での周面摩擦は考慮していない)、 NEW-HMPでは、HMPよりも杭の支持力が増大する
③削孔ケーシングを地表地盤から所定長さだけ残置することで、従来のHMPよりも杭の水平抵抗力が増大する
④グラウトを加圧注入することで、従来のHMPにおける鋼管再挿入の工程が不要となり、施工工程の簡略化が可能となる
 

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