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2004年10月19日

新形式急速施工立体交差工法「Hi-FLASH工法」における鋼製橋脚・基礎杭 新接合方式「ユニ・アンカー システム(UAS)」の性能を確認

 独立行政法人 土木研究所(住所 茨城県つくば市、理事長 坂本忠彦、以下土木研究所)、Hitz 日立造船株式会社(住所 大阪市住之江区、社長 重藤毅直、資本金 253億円、以下Hitz日立造船)、株式会社 フジタ(住所 東京都渋谷区 、社長 原田 敬三、資本金 250億円、以下フジタ)の3者は、共同で新形式急速施工立体交差工法「Hi-FLASH工法」の根幹技術である鋼製橋脚・基礎杭の接合方式「ユニ・アンカー システム(以下UAS)」の耐荷力確認を目的とした実証試験を行い、その性能が確認されました。
 渋滞が問題となっている交差点の多くは地盤が軟弱な大都市圏に位置しており、渋滞緩和を目的として交差点を立体交差化する場合に、杭を橋脚基礎に用いた高架橋の採用が一般的となっております。しかし、従来用いられてきた橋脚と杭の接合方法は現場施工に時間がかかるため、二次渋滞緩和を目的とした高架橋の急速施工に対して課題となっておりました。そこで、この問題を解決すべく、
土木研究所、Hitz日立造船、フジタの3者は、平成15年2月から官民共同研究により交差点立体化における大幅な現地工期短縮を目的とした急速施工法の開発を進めて参りました。(開発期間:平成17年3月まで)
 共同研究では高架部と擁壁部を含めた立体交差区間に対して、①工期を従来の1/5、②工費を従来比10%削減することを目標に掲げ、開発を進めております。特に、高架橋部としては、上下部工に上下部一体の鋼床版箱桁ラーメン橋、基礎工には大口径の場所打ち杭(RC杭)による1柱1杭形式を採用し、その要素技術としてUASを提案しました。

UASの特徴は次のとおりです。
①従来の接合形式であるアンカーフレームと鉄筋コンクリートフーチングを用いないシンプルな接合構造である。
②橋脚基部と一体化した鋼製フーチングの採用により、型枠組立・配筋作業を省略できる。
③鋼製フーチングの外鋼板は接合部内のコンクリートを拘束するため、フープ鉄筋を省略できる。

 これにより、鋼製橋脚と場所打ち杭との接合部構造を従来に比べ、シンプルで合理的にすることによって、大幅な現地工期の短縮とコストの縮減を可能とします。
 

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