ページ内を移動するためのリンクです。


多言語サイト

2004年01月13日

岩手県衣川村向け木質系バイオマスガス化発電装置納入決定 ~環境省のCO2排出抑制対策事業に投入~

 Hitz(日立造船株式会社)は、このほど岩手県衣川村へ、ウッドチップなどの木質系バイオマスを熱分解ガス化して熱電供給を行う装置を納入することとなりました。本件は、村の活性化や里山保全にも寄与するとして、予てより間伐材などの未利用バイオマスの活用に強い関心を持っていた衣川村が、CO2排出抑制対策事業として、同村上立沢の高齢者コミュニティ-センター黒滝温泉に併設するもので、本装置によって得られた電力と温水は同センターで有効に利用されます。

 今回採用するガス化発電装置は、炉内処理プロセスを熱分解、部分酸化、ガス化の3つのゾーンを機能的に分けた画期的な炉体構造になっており、タール分の発生を大幅に低減するという大きな特長があります。また、これにより、エンジンに適用するためのガス処理装置として、簡便な乾式システムの採用が可能となるため、システム構成はよりシンプルなものとなっています。

 衣川村では、ガス化発電の他に、得られたガスによるCNT(カーボンナノチューブ)製造の基礎実験やガス改質を行って得られるH2の貯蔵技術を視野に入れた液体燃料化(デカリン)も本事業の延長線上に定めるなど、木質系バイオマスの利用を積極的に進めています。

 当社は、トップクラスの実績がある都市ごみ焼却施設(運営事業、運転委託を含む)に加え、水・汚泥処理、土壌浄化、大気汚染防止などの事業強化を図り、バランスのとれた総合環境サービス事業のトップメーカーを目指していますが、地球温暖化対策(COP3)に貢献する本件のような全国の中山間地における分散型設備のマーケットニーズにも対応するべく、バイオマスエネルギー利用技術のメニューをさらに充実させ、本装置の拡販に努めていく所存です。
 

新着情報