資源化システム

資源化システムの写真 廃棄物処理時に発生するエネルギーを資源として利用する循環型社会を支えるシステムです。
汚泥の削減、メタン発酵、堆肥化、助燃剤化、排水中からのリンの回収等、各種ニーズにお応えします。

汚泥削減技術「DNアシスト®

汚泥をアルカリで可溶化し、脱窒炭素源として有効利用。
余剰汚泥の発生量を削減します。

し尿等の排水処理設備では微生物の働きを利用した生物処理が行われるが、それに伴い発生する余剰汚泥の削減が長年の課題になっています。
DNアシスト®は、アルカリ処理で汚泥からBOD成分等を溶出させ、CN比(BODと窒素の比率)の高い処理液を得る装置です。
この可溶化液を硝化脱窒素槽に返送することで、安定した硝化脱窒素処理を行いながら、余剰汚泥量を削減することができます。
脱窒促進(DeNitrification Assist)と維持管理費低減を両立します。

特長

  • 1汚泥処分費の削減

    余剰汚泥の発生量が15%以上削減され、汚泥処分費を削減できます。

  • 2メタノール使用量の削減

    アルカリ処理液を脱窒炭素源として利用しメタノール使用量を削減できます。

  • 3リン回収率の向上

    アルカリ処理液にはリンが含まれるので、リン回収設備を組み合わせ、効果的なリン回収ができます。

  • 4CO2の削減

    汚泥発生量とメタノール使用量を削減できるので、CO2排出量も削減できます。

  • 5運転管理が容易

    運転管理は薬注量設定のみです。装置構成がシンプルで既設への設置も容易です。

プロセスフロー

DNアシストのプロセスフロー図

用途

  • 1浄化槽汚泥比率の増加等によりC/N比が低下した施設
  • 2窒素除去のためにメタノールを投入している施設
  • 3リン回収との組み合わせで回収量を増加
  • 4余剰汚泥量を削減したい施設

助燃剤化システム「スーパーフレーク®

電気浸透式汚泥脱水機(スーパーフレーク®)を利用し
脱水汚泥を助燃剤として回収。

Hitz日立造船の電気浸透式汚泥脱水機(スーパーフレーク®)を使用し、汚泥再生処理センターで発生する有機性廃棄物から、低含水率脱水汚泥を回収。
回収した低含水率脱水汚泥は、熱回収施設(ごみ焼却場)の助燃剤として利用できます。

スーパーフレーク<sup>®</sup>による脱水後の汚泥


電気浸透式汚泥脱水機「スーパーフレーク®」の概要

                              ・含水率と汚泥量の低減
汚泥含水率70%以下。
電気浸透作用を応用した高度な脱水効果。

電気浸透作用を用いた汚泥脱水機で水と汚泥がそれぞれ反対の電極に引き寄せられる性質を利用し、両者を効率よく分離するものです。通常の脱水方式における汚泥含水率が83~85%程度であるのに対して、スーパーフレーク®では含水率65~70%という高い脱水効果を容易に実現。重量にすると約50%の汚泥量を低減し、その処分費も大幅に低減することができます。

電気浸透作用の原理

資源化システムの写真 水分を含む汚泥を電極に挟んで直流電圧を作用させると、負の電荷をもっている汚泥粒子は陽極付近に集まり、正の電荷を帯びた水分子はろ布を通して陰極側に移動します。 本装置はこの原理を応用しています。

処理フロー

・脱水機の新設および更新の場合
脱水機の新設および更新の場合



・既設脱水機の後段に設置する場合
既設脱水機の後段に設置する場合



特長

  • 1省スペース設置

  • 2既設脱水機との組み合わせ

  • 3補修費低減

  • 4維持管理費低減

  • 5簡単操作・安全設計

  • 6衛生的な作業環境

用途

  • 1助燃剤化

    汚泥再生処理センターにおいて、低含水率脱水汚泥をごみ焼却施設の助燃剤として利用できます。

  • 2コンポスト化

    前乾燥設備や水分調整設備が不要となるため、堆肥の生産費用が低減できます。

  • 3汚泥処分費の低減

    下水処理場や民間の排水処理場から排出される汚泥の減容にも利用できるため、汚泥処分費の大幅な低減効果が得られます。

下水道放流型し尿処理方式「EZシステム」

「し渣の特殊破砕」、「低動力脱水」による、下水道放流型し尿処理システムの最適化。

省エネ・省コスト、低騒音・低振動、低臭気での「汚泥助燃剤化対応※下水道放流型し尿処理システム」を実現しました。
近年、増加している下水道放流システムに対応した運転が容易な処理システムです。新規建設、既存施設改造にも合理的に対応できます。

  • ※汚泥助燃剤化設備は汚泥再生処理センター交付金メニューとして認められています。

特長

  • 1特殊破水ポンプを用いた2段破水

  • 2し渣の有効利用

  • 3高い脱臭効果

  • 4安全な機構で長時間連続運転が可能

  • 5ランニングコストの低減

  • 6臭気問題の解決

システムフロー

下水道放流型し尿処理方式(EZシステム)のシステムフロー図

リン回収システム「HAP®システム」

生物処理水からリンを回収し、リン含有量の高い良質な肥料を生成。

汚泥再生処理センターの生物処理水から晶析物としてリンを回収し、資源化するシステムです。
晶析物はリンの含有率が高く、有害物質の含有量が極めて少ないため、良質な肥料を生成できます。

リン回収システム(HAP<sup>®</sup>システム) システム概念図

特長

  • 1晶析物は沈降性および脱水性が良く、回収が容易
  • 2膜分離および重力による固液分離方式に適用
  • 3小規模な装置で晶析反応を利用した物理化学的操作で、運転の停止や再起動時の複雑な手順が不要
  • 4生物反応槽の液温を有効利用でき、冬季でも安定した晶析反応を維持
  • 5生物処理水中のリンを回収するため、凝集分離設備の薬品量を低減

リン回収システム「MAPシステム」「フォスニックス®

リン除去プロセスで低コスト・資源再利用を実現しました。

排水中のリンを固形物リン酸マグネシウムアンモニウムの粒状体(MAP)として回収するまったく新しい技術です。高い除去率を誇るこの技術は、従来よりも低コストです。
また回収したMAPは肥料等の有用物として利用できます。

リリン回収システム(MAPシステム フォスニックス<sup>®</sup>)の写真

特長

  • 1低コストのリン除去プロセスです。

    安価なマグネシウムを用いるので、凝集沈殿法に比べてランニングコストが安くなります。また、凝集汚泥の処分費がかかりません。

  • 2高いリン除去率(窒素成分も除去できます)。

    リン酸性リンの除去率が高く、さらに原水中に溶存するアンモニア性窒素の一部を除去します。

  • 3配管のMAPスケールを防止します。

  • 4生成物は、粒状結晶で脱水設備が不要です。

    生成物は、粒状結晶となり水分の分離性に優れ、吸水性がないので分離が容易です。

  • 5生成物は肥料として有効利用できます。

    生成物はリン酸、アンモニア、マグネシウムのバランスのとれた緩効性肥料等として有効利用できます。

リリン回収システム(MAPシステム フォスニックス<sup>®</sup>)により回収された固形物、リン酸、マグネシウム、アンモニウムの粒状体の写真

原理

PO43- + NH4+ + Mg2+ + 6H2O → MgNH4PO4・6H2O(MAP)

上記の化学反応式により、水中のリン酸イオンがアンモニウムイオンの存在下でマグネシウムイオンを加えることにより、リン酸マグネシウムアンモニウムの白色沈殿物(結晶)となり、系外に取り出せます。これが造粒脱リンプロセスの基本反応です。

プロセスフロー

リリン回収システム(MAPシステム フォスニックス<sup>®</sup>)のプロセスフロー図
プロセスフローは次のとおりです。
  • 1原水をMAP反応塔下部より連続注入します。
  • 2マグネシウム薬剤をMAP反応塔内に所定量注入します。
  • 3NaOH溶液などで塔内のpH調整を行います。
  • 4塔底部より空気を吹き込み塔内を撹拌混合します。
  • 5生成した微細結晶は塔内を流動しながら成長します。
  • 6塔下部より粒子を定期的に引き抜きます。
  • 7引き抜いた粒子の水切りを行います。

用途

「フォスニックス®」は高濃度のリン、アンモニアを含む排水に適しています。

  • 1下水汚泥の嫌気消化脱離液
  • 2し尿嫌気性消化脱離液
  • 3メタン発酵脱離液
  • 4し尿・浄化槽汚泥の固液分離液
  • 5下水消化汚泥
  • 6畜産廃水
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