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2017年05月09日

舶用SCRシステムを受注 -韓国企業から初-

日立造船株式会社は、このほど、舶用エンジン製造を手がける韓国の大手重工業企業のSTX重工業(STX heavy Industries Co., Ltd.、以下、STX)向けに、舶用高圧SCR(Selective-Catalytic-Reduction)システムを2基受注しました。2016年1月からスタートした国際的なNOx3次規制に対応する排ガス除去装置で、韓国企業からの初めての受注となります。

■本件の概要
本舶用SCRシステムの搭載船はシンガポールの海運企業が船主のアフラマックスタンカーで、韓国の造船会社・韓進重工業が保有するフィリピンの造船所で建造されます。当社は、韓進重工業から舶用エンジンの製造を請け負ったSTXに舶用SCRシステムを供給します。

当社は今年2月に中国の大手舶用エンジンメーカーから舶用エンジンを初受注しておりますが、韓国の大手舶用エンジンメーカーからの受注は初めてとなります。
当社は舶用エンジン世界最大手のMAN Diesel & Turbo 社(ドイツ)のライセンシーであり、当社の舶用SCRシステムは、同社のFTA認証を取得した世界で唯一の舶用SCRシステムです。今回の受注はNOx3次規制への対応策として当社の舶用SCRシステムが、環境意識の高い造船所および船主から高く評価された結果であり、今後も舶用SCRシステムの普及をはかりたいと考えております。


<受注概要>
1.発  注  者: STX heavy Industries Co., Ltd.、
2.造  船  所: 韓進重工業スービック工場(フィリピン)
3.船   種: アフラマックスタンカー×2隻
4.供給機器: 舶用高圧SCRシステム×2基
5.納   期: 1基目2017年10月、2基目2017年11月

■舶用SCRシステムの特長
舶用SCRは、運航中の舶用エンジンから排出されるNOxを触媒で削減する装置です。当社は世界で唯一の舶用エンジンと触媒を製造するメーカーであり、自社製造のもと装置および触媒のコンパクト化と触媒活性性能のベストマッチングを実現させています。ターボチャージャーの上流に設置する高圧SCRシステムおよび下流に設置する低圧SCRシステムをメニューに揃えています。

■NOx3次規制
IMO(International Maritime Organization:国際海事機関)が定める船舶航行時のNOx排出量削減に関する第3次規制で、第1次規制から80%の削減が求められます。
 

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ニュースリリース