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2016年10月18日

阪神高速道路の予防保全に関する施工技術の共同開発について

Hitz日立造船株式会社は、このたび、阪神高速道路株式会社(大阪市中央区、幸 和範社長)、日本橋梁株式会社(大阪市西区、坂下清信社長)、当社100%子会社のニチゾウテック株式会社とともに、阪神高速道路株式会社が開発した鋼床版の下面補強工法となる施工技術を開発しました。本技術を用いることにより阪神高速道路の鋼床版補修工事では車線規制が不要となります。

阪神高速道路は、車両通行部に軽量かつ架設の自由度が高い鋼床版を多く採用していますが、長期間の使用により重交通条件箇所を中心に鋼材に疲労き裂が発生しています。疲労き裂は、一般的には道路上部から補修工事が必要なため、長時間の車線規制を必要とすることが課題となっていました。

pic26949_koushoban.png鋼床版イメージ

阪神高速道路株式会社が開発した下面補強の工法(Uリブ溶接ビード切断工法)は、道路下部のUリブとデッキプレートの接続部を切断し、補強プレートで補強することにより疲労き裂を予防するものです。当社は共同開発にあたり、切断に関する施工技術の開発を担当し、従来の手動プラズマ切断工法と比較して、切断・仕上げ作業時間を約6割削減する自動機械切断機を開発しました。なお、工法全体としては、施工時間が約2割削減されるとともに、鋼床版の補修工事の際に車線規制が不要となります。

さらに本工法以外の補強技術においても、阪神高速道路株式会社と共同開発を進めており、今後、大規模な修繕工事への適用を目指しています。

pic26949_Urib.png  pic26949_setsudanki.png
Uリブ部断面図                        自動切断機の写真

当社グループは、1900年に橋梁事業に取り組み、これまで明石海峡大橋、東京ゲートブリッジなどに代表される長大橋をはじめとして、国内外に2,500橋以上の納入実績を誇っております。また、当社は関連技術の開発にも取り組み、吊橋や斜張橋などの長大橋の架橋技術や工期の短縮を図る急速施工法「UFO(Uni-fly-over)工法」など、時代に求められる最新の技術を数多く開発してきました。
当社グループは、2016年度までの長期ビジョン「Hitz 2016 Vision」において、「社会インフラ整備と防災」を事業ドメインの1つに掲げており、今後も橋梁などのインフラ技術を提供し、国内だけでなく海外においてもインフラ整備に積極的に貢献していきます。

ニュースリリース