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2016年09月29日

生ごみや紙ごみからバイオエタノールを製造する「都市油田」発掘プロジェクトがグッドデザイン賞を受賞

Hitz日立造船株式会社は、本日、生ごみや紙ごみからバイオエタノールを製造する「都市油田」発掘プロジェクトにおいて、京都市と熊本大学との共同で公益財団法人日本デザイン振興会「グッドデザイン賞」の「2016年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

プラント外観.jpg
「都市油田」発掘プロジェクトにおけるバイオエタノール製造プラント

グッドデザイン賞は、「優れたデザイン」を社会に普及させていくことで、私たちの生活をより豊かにすることと、産業の発展を同時に後押ししようとするものです。
本賞の受賞にあたっては、従来、ごみとして焼却処分していた「生ごみ」や「紙ごみ」を糖化・発酵させることでバイオエタノールという有用な資源として回収するコンセプトが評価されました。
審査委員による評価コメントは次のとおりです。
 

<評価コメント>
有害物質を発生することなく、ごみから資源をつくることができる、素晴らしいチャレンジである。これまでも廃油などの回収は進められているが、この方法であれば、より簡易な分別でエネルギーを得られることになる。全国のごみ処理場へ導入できるよう、さらなる発展を目指していただきたい。

また、本プロジェクトの概要は、次のとおりです。
京都市、熊本大学、日立造船は、環境省の補助金等を活用し、2011年度から2ヵ年かけ、「都市油田」発掘プロジェクトを実施してきました。その中では、処理規模が1トン/週の実証プラントを建設し、酵素と酵母による糖化・発行技術により、家庭や事業所から排出される「生ごみ」と「紙ごみ」から、ガソリン代替燃料となるエタノール(99.5%)を1トンあたり約60リットル製造することに成功しました。
さらに2013年からは、新たに環境省の補助金等のもと、実証プラントの処理規模を1トン/週から5トン/週へ拡大するとともに、一層のエネルギー回収を図るために、エタノールを取り出した後の残渣物からメタンガスを製造するバイオエタノール・メタン二段発酵技術の実証試験にも成功しており、技術を確立しています。

pic0000プロセス.jpg
本プロジェクトのバイオエタノール製造のフロー

当社は、中期経営計画「Hitz Vision Ⅱ」において「環境・グリーンエネルギー」を事業ドメインの1つに掲げており、ごみ焼却発電およびバイオマス関連の技術開発を積極的に進め、循環型社会の構築に貢献していきます。

ニュースリリース