ページ内を移動するためのリンクです。


Loading

2016年06月16日

MADOCA利用検討会に参画 ~グローバル精密衛星測位の標準化を促進~

Hitz日立造船株式会社は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が開発を進める高精度軌道・クロック推定ツール「Multi-GNSS Advanced Demonstration tool for Orbit and Clock Analysis(以下、MADOCA)」を活用したグローバルエリアにおけるセンチメートル級の精密衛星測位を促進するため、東京大学(柴崎 亮介教授)を代表として6月15日に設立された「MADOCA利用検討会」に事務局として参画することをお知らせします。

近年は自動車の自動運転や防災観測等で高精度な位置情報が利用される機会が増加しており、その需要は海外・海洋を含めたグローバルエリアへと拡大しています。MADOCAによる精密単独測位(Precise Point Positioning、以下、PPP)方式は、測位精度向上に必要な地上基地局の設置が従来に比べて大幅に少なく済むため、これまで困難だった海外諸国や海洋でも容易にセンチメートル級の高精度測位が実現できるという利点があり、自動車、農機および建機の自動運転、海洋および気象観測等のグローバル展開を支える基盤技術として期待が高まっています。

当社が事務局として参画するMADOCA利用検討会は、2017年度末までの約2年間を活動期間とし、32企業16機関・団体から構成され、オブザーバーとして気象庁、経済産業省、国土交通省国土地理院、JAXA、総務省、文部科学省等が参加しています。MADOCAによるPPP測位は全世界で共通して利用できる技術であるため、同検討会によりグローバルでの利用拡大に向けたMADOCAの課題である初期化時間の短縮方法の検討や各産業分野における効率的な利用のプラットフォームづくりを目指します。

当社は、事業ドメインの一つに「社会インフラ整備と防災」を掲げており、2015年からは「技術立社」の考え方を取り入れ、当社の原点である技術力を強化しています。2014年にはオーストラリアで自律走行型ロボットトラクターを用いた無人農作業に成功する等、精密測位分野では高い技術力を有しています。当社は今後もこれらの技術開発を進め、効率的で安全・安心な社会の実現に貢献していきます。

pic2624_MADOCA.png
MADOCAを利用した精密測位(イメージ)

ニュースリリース