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2016年05月19日

舶用SCRシステムが日本マリンエンジニアリング学会・技術賞を受賞

Hitz日立造船株式会社は、当社が開発した舶用大型2ストロークディーゼル機関用SCR(Selective Catalytic Reduction)システム(以下、舶用SCRシステム)において、公益社団法人日本マリンエンジニアリング学会が主催する平成27年度日本マリンエンジニアリング学会・技術賞を5月18日に受賞しました。
平成26年度のマリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー2014に続き、2年連続で当社の舶用SCRシステムの技術力が高く評価される受賞となりました。
技術賞は、同学会が舶用機関・機器および海洋機器に関する工学、技術の振興等に寄与することを目的とした優秀な論文、技術資料等を対象に表彰するものです。
 

                                                pic2619_SCR_F.jpg                       pic2619_SCR_E.png
           

表彰式の様子

受賞した舶用SCRシステムは、2009年から当社とMAN Diesel & Turbo SE(ドイツ)が共同開発しており、陸上運転において日本海事協会から第3次NOx排出量規制値(※)を下回っていることを証明する鑑定書を取得し、その後約2年間にわたる就航船による実証試験と改良により長期の安定運転を実現しています。2014年から営業を開始し、同年には同社から世界初の製造供給認証(FTA:First-time Production Approval)を取得しています。
 ※第3次NOx排出量規制値:IMO(国際海事機関)が定める船舶航行時のNOx排出量削減に関する第3次規制で、2016年1月以降に建造される新造船を対象に、ECA海域(排出規制海域)を航行する際に限定的に適用されている。

【Hitz舶用SCRシステムの主な特徴】

 ・過給機上流側の高温・高圧な排気ガスを利用するため、触媒容量が少なくて済み、コンパクト化を実現しています。

 ・過給機応答性に関する課題をSCRシステム系統内に設けられた複数のバルブ制御により解決し、従来の機関と同等の応答性・追随性を有しています。

 ・NOxを無害な窒素と水にする還元剤に尿素水を用いるなど、より安全、より使いやすいシステムとなっています。

当社は、「環境・グリーンエネルギー」を事業ドメインの1つとしており、舶用SCRシステムなどの技術開発や営業販売を通じ、大気汚染防止や温室効果ガスの削減など地球環境に積極的に貢献していく所存です。

                                                          (終)

 

■平成27年度日本マリンエンジニアリング学会・技術賞を受賞した舶用SCRシステム

 

   pic2619_SCR_C.png   pic2619_SCR_D.png
  過給機上流側に設置する舶用SCRシステム   システム系統図

 

ニュースリリース