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海水淡水化プラント

この地球上では、太陽エネルギーによって海水が蒸発し、雨となって河川を通じ、海に戻るという自然の水サイクルが形成されています。
ところが、中近東や離島、大きな河川が近くに無い地域など、この水サイクルが成り立ちにくく、慢性的に真水が不足している地域があります。
Hitz日立造船は、このような地域に海水淡水化設備を建設して、人工的に水サイクルを作り、地域の社会や人々に貢献しています。




海水淡水化プラント(オマーン)
竣工:2003年
造水能力:31,300m3/日×3基

海水淡水化技術

多段フラッシュ法(MSF:Multi-Stage Flash)

多段フラッシュ法は、加熱された海水を減圧された蒸発器で沸騰蒸発させ、その発生蒸気を凝縮して淡水を生産する海水淡水化技術です。発生した蒸気が凝縮する際に放出する熱を回収して熱効率を上げています。中東地区では、造水設備とともに発電設備が併設される場合が多く、発電設備の余剰蒸気を造水設備で利用することができるため大型の多段フラッシュ造水設備が多数稼動しています。 Hitz日立造船は、1978年からこれまで15件42基(累積総生産水量:115万m3/日)を建設してきました。


MSF型海水淡水化プラント(UAE)
竣工:2006年
造水能力:56,825m3/日×2基

特長

豊富な運転実績
大容量の造水装置を数多く建設し、豊富な運転実績を有する超大型プラントへの対応
大型装置への対応
スケールメリットが大きく大型装置に適している。近年では1基あたりの能力が75,700m3/日以上の大型機も実用化
安定した性能
海水の水質変化(塩濃度や濁度等)に左右されず、安定した性能と運転が可能
高性能
豊富な運転実績により改良・改善を重ね、高性能を実現

納入実績

納入件数  : 15件
総ユニット数 : 42基
総造水能力 : 1,150,000m3/日

1982年以降の納入実績:

納入国 造水能力(単基容量×基数)
オマーン 28,000m3/日×1基
サウジアラビア 24,300m3/日×10基
オマーン 28,000m3/日×2基
オマーン 28,000m3/日×1基
UAE 15,000m3/日×1基
オマーン 28,000m3/日×1基
サウジアラビア 35,000m3/日×8基
UAE 35,000m3/日×3基
オマーン 31,300m3/日×3基
アルジェリア 29,629m3/日×3基
UAE 56,825m3/日×2基
UAE 16,800m3/日×2基

多重効用法(MED:Multi-Effect Desalination)

多重効用法は、複数の効用缶を連結し、第一効用缶の熱源は発電設備などからの蒸気を使用しますが、第二効用缶以降の熱源は、前の効用缶で発生した蒸気を用い効用の数だけ蒸発を繰り返し、効率よく淡水を生産します。内部に設置された伝熱面の形状により垂直管型(VTE)、水平管型(HTE)、プレート型(MEP)に大別されます。
Hitz日立造船は、1960年代にVTE型多重効用造水装置で造水市場に参入しました。さらに、2001年度より水平管型 MEDの開発に着手し、実証試験を完了、2011年7月より1号機が稼働を始めております。


MED型海水淡水化プラント(日本)
竣工:2011年
造水能力:1,300m3/日×1基

特長

高効率
伝熱管の内外面で凝縮、蒸発を伴う高い伝熱効率を有し、サーモコンプレッサー採用により、更に高効率化が可能
低消費電力
電力消費量が最も少ない海水淡水化プロセスで、逆浸透膜法の40%程度の電力で淡水化が可能
安定した性能
海水の水質変化(塩濃度や濁度等)に左右されず、安定した性能と運転が可能3/日以上の大型機も実用化

納入実績

納入件数  : 8件
総ユニット数 : 8基
総造水能力 : 8,600m3/日

1982年以降の納入実績:

納入国 造水能力(単基容量×基数)
日本 1,300m3/日×1基
日本 1,300m3/日×1基
日本 800m3/日×1基
日本 1,300m3/日×1基
日本 800m3/日×1基

逆浸透膜法(RO:Reverse Osmosis)

逆浸透法は、浸透圧以上に加圧した海水を半透膜に供給し、淡水を生産する技術です。蒸発法と異なり、蒸気が不要で、高いエネルギー効率での運転が可能です。
エネルギーコストが比較的安価な中東地区では従来、蒸発法が主流でしたが、逆浸透膜の性能の向上とその技術の伸展により、世界的にシェアを拡大しています。現在、海水淡水化設備の半分以上が逆浸透法です。Hitz日立造船は、1970年代より自社開発により本プロセスに取組み、沖縄離島を中心に多くの建設実績を有しています。


RO型海水淡水化プラント(日本)
竣工:1986年
造水能力:240m3/日×1基

特長

省エネルギー
相変化のない物理操作であるため、淡水化に必要なエネルギーが最も少ない
容易な運転・維持管理
プロセスが簡単であり常温で運転する為、運転の維持・管理が容易
エネルギーの再利用
エネルギー回収装置により濃縮海水が持つ圧力を有効に利用し、電力消費量を低減
短納期
大きな機器がなく、短納期での納入が可能

納入実績

納入件数  : 19件
総ユニット数 : 35基
総造水能力 : 8,200m3/日

2000年以降の納入実績:

納入国 造水能力(単基容量×基数)
日本 180m3/日×2基
日本 170m3/日×2基
日本 170m3/日×2基
日本 180m3/日×1基
日本 120m3/日×2基
日本 185m3/日×2基
日本 150m3/日×2基
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