ページ内を移動するためのリンクです。


Loading

2017年12月04日

トチュウエラストマー®を配合した3Dプリンター用フィラメントが製品化

日立造船株式会社は、耐衝撃性を有したトチュウエラストマー®※1を開発してきましたが、このたび、ホッティーポリマー株式会社(本社:東京都墨田区、堀田秀敏 社長)よりトチュウエラストマー®を配合した汎用FDM方式3Dプリンター用フィラメント「HPフィラメント®高強度タイプ」が販売されることになりました。

従来のポリ乳酸※2によるフィラメントは、強度不足により用途が限定されていました。HPフィラメント®高強度タイプは、ポリ乳酸に耐衝撃性および延性を有したトチュウエラストマー®を配合した製品です。本製品は、ポリ乳酸のみのフィラメントと比較して高強度となっています。 

当社は、今後も顧客と協力してトチュウエラストマー®の用途開拓に取り組んでいきます。

HP_Filament_WB_HP.jpg

HPフィラメント®高強度タイプ


※1 日立造船のトチュウエラストマー®
トチュウエラストマー®は、落葉樹のトチュウ(杜仲茶の木)から抽出・精製したトランス型ポリイソプレンで、分子量が100万を超えるバイオポリマーです。
主な性質として、低い温度域で形状を変えることができる低温熱可塑性と、高い耐衝撃性などの特性を示します。また、架橋により形状記憶機能の付与も可能です。これらの性質から、スポーツ産業や医療産業など、衝撃に対する耐久性が求められる用途への展開が期待されています。そして、他のポリマーへの添加により、各種ポリマー単独では出せない物性を持つ新しいブレンドポリマーの創製が可能です。


※2 ポリ乳酸
ポリ乳酸は、キャッサバ、トウモロコシ、サトウキビなどの植物由来の高分子素材であり、生分解性プラスチックやカーボンニュートラルなプラスチックとして注目されている素材です。
 

新着情報