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2014年10月14日

当社築港工場におけるマイクログリッドシステムの実証実験を開始

 Hitz日立造船株式会社は、舞鶴工場(京都府舞鶴市)の制御機器センターにおいてマイクログリッドシステムの研究開発を行っておりましたが、築港工場(大阪市大正区)において中規模工場に対応可能なマイクログリッドシステムを構築し、本日より実証実験を開始します。

 本システムは、太陽光発電や風力発電など複数の発電設備と蓄電設備を繋ぎ合わせ、使用電力を制御することにより安定した電力供給を実現するためのシステムです。BCP対策や省エネ対策として活用することが可能であり、BCP対策として既存の電力系統から独立し、自立運転が可能なことから、災害時の非常用電源としても活用することが可能となります。省エネ対策には負荷機器を最適に運用するピークカット制御、また、安価な夜間電力を蓄電し昼間の電力ピーク時に使用するピークシフト機能により契約電力を引き下げることが可能となります。
 当社は2012年4月より制御機器センターで約100kWの設備規模によるマイクログリッドシステムの研究開発を行っておりましたが、これにより制御機器センター内の使用電力の約2割削減など所定の基本性能を確認することができました。本実証実験では500kWの設備規模に対応できるシステムの構築を目指しており、製造工場、ビルなどで運用が可能となります。将来的には当社のごみ焼却発電プラントに導入できるよう大規模施設への対応を目指します。
 当社の独自技術として、鉛電池やリチウムイオン電池の両方に対応した蓄電システムがあり、太陽光発電など既存の設備を活用したシステム導入が可能です。

 当社は、今年度からスタートした中期経営計画「Hitz Vision Ⅱ」において「環境・グリーンエネルギー」を事業ドメインの一つに掲げ、太陽光発電、太陽熱発電、風力発電などの製品を提供しています。マイクログリッドシステムは、これらの再生可能エネルギーの有効活用を促進する技術であり、さらに地球温暖化対策の技術開発に取り組みます。

 なお、実証実験の概要は以下のとおりです。
 1.マイクログリッドシステム構成設備:発電設備(太陽光発電130kW)
                         蓄電設備(蓄電容量50kWh)
                         制御設備(パワーコンディショナー、コンバーター等)
                         負荷設備(築港工場内の空調機器)
 2.実証期間:2014年10月~2015年3月
 3.所 在 地:当社築港工場(大阪市大正区)

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