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2013年01月17日

カタール向け大型海水淡水化プラントを受注 ~ カタール向け初受注 ~

 Hitz日立造船株式会社は、このほど、三菱商事株式会社(千代田区丸の内、小林 健社長、以下、三菱商事)より、カタール向け大型海水淡水化プラント(約16万4,000トン/日=約8万2,000トン/日×2基)建設工事を受注しました。

 本件は、カタール発電・造水会社(QEWC:Qatar Electricity & Water Company)が計画するRas Abu Fontas A2海水淡水化プラント建設工事で、三菱商事とToyo-Thai Corporation Public Company Limited(タイ、バンコク市、入矢  洋信社長)による企業コンソーシアムが、EPCフルターンキ―にて請負ったものであり、当社は、その主要設備である海水淡水化プラントのポーションを三菱商事より受注しました。
 今回建設する海水淡水化プラントは、海水淡水化技術の蒸発法の1つである多段フラッシュ法(MSF法:Multi-Stage Flash)による海水淡水化装置から構成されており、1基あたりの造水容量としては当社にとって過去最大となる約8万2,000トン/日となります。
 また、中東地域では、大型化に適した多段フラッシュ法による海水淡水化プラントが主流であり、当社は中東地域を中心に同方式による海水淡水化装置を累計42基(約115万トン/日)納めておりますが、本件は当社にとってカタールにおける初の受注となります。今回の受注に当たっては、当社の実績と技術が高く評価されたものです。

 水不足の問題は、人口増加や工業の発展、地球環境の悪化等により世界的に深刻化しておりますが、特に淡水資源の少ない中東では、国内で使用する水の大部分を海水淡水化プラントからの供給に頼っていることから、既存の海水淡水化プラントの増設もしくは新設が必要な状況となっております。
 当社は、多段フラッシュ法以外にも多重効用法(MED法:Multi-Effect Desalination)で国内向け8基(約8,600トン/日)、RO膜法では海外向け6基を含む合計35基(約8,200トン/日)を納めるなど、海水淡水化プラントメーカーとして世界トップクラスの実績と技術を有しており、今後とも世界中で高まる海水淡水化プラントの需要に積極的に取組んでいく所存です。

 なお、本件の概要は以下のとおりです。

1.注  文  主 : 三菱商事株式会社(千代田区丸の内、小林 健社長)
2.最終需要家 : カタール発電・造水会社(QEWC:Qatar Electricity & Water Company)
3.サ  イ  ト : カタール国Ras Abu Fontas発電海水淡水化プラント施設内
              (首都ドーハより南方約10km)
4.規     模 : 多段フラッシュ法による海水淡水化プラント(約16万4,000トン/日=約8万2,000トン/日×2基)
5.納     期 : 平成27年6月

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